U「ど〜も〜、よろしくお願いしますー。あー、ありがとうございますー。ね、いま、幻夢VRをいただきましたけどもね。ありがとうございますー。こんなん、なんぼあっても困りませんからね」
K「はい、ちゃんとポケットに入れさせてもらいますー。ありがとうございますー」
U「ありがとうございますー」
K「ところでな、うちのオカンがな、仮面ライダーエグゼイドを見たらしいんやけど、幻夢コーポレーションの気になる社長の名前を忘れてしまったらしいんよ」
U「えー?気になるのに名前忘れてもうてん?どうなってんねんそれ」
K「で、いろいろ聞くんやけどな、全然わからへんねん」
U「わからへんの?ほな俺がな、オカンの気になる幻夢の社長の名前一緒に考えてあげるから、どんな特徴を言うてたか教えてみてくれる?」
K「なんかな、キャラが強烈で何度もコンティニューするらしいねん」
U「檀黎斗やがな。最初はさわやか穏やか風だったのに一旦エグゼイドに負けてから本性現したのよ。堂々と自分の才能に酔いまくってるから。何度もコンティニュー言うたら完全に檀黎斗やがなー。それ以外考えられへんやん」
K「でもな、ちょっとわからへんのよな」
U「なにがわからへんのよー?」
K「いや俺も檀黎斗やと思ってんけどな、オカンが言うにはな、極めて上品に笑うらしいねん」
U「うーん、ほな檀黎斗とちゃうかあ。常にゲッラゲラ笑うもんな。当初はあそこまで極端な役柄ではなかったけど、永夢を絶望させるシーンで高笑いした俳優さんのアドリブをきっかけにキャラ設定が変化したという話よ」
K「せやねん」
U「回を追うごとに過激化して、ついに自称神になったもんな。ほな檀黎斗とちゃうがな。もうちょっと詳しく教えてくれる?」
K「アクの強い風貌で上下白のスーツで愛を語るらしいねん」
U「天ヶ崎恋やないかい!赤いバラとピンクの名刺で世界中にI LOVE YOU。天ヶ崎恋で決まりやん、そんなもん」
K「いやでもわからへんねん」
U「なにがわからへんのよー?」
K「いや俺も天ヶ崎恋やと思ってんけどな、オカンが言うには、とにかく慎ましくて謙虚らしいねん」
U「ほな天ヶ崎恋とちゃうかあ。部屋には自身の写真を飾って、手鏡で頻繁に自分の顔を見て満足してるナルシストやもんなあ」
K「せやねん」
U「いちいち暑苦しいのよ。リアクションのたびにギター奏でる効果音がつくねん。檀黎斗の次の社長だなんてキャラ的に霞むかと思いきや斜め上をいってたわけよ。ほな天ヶ崎恋とちゃうがな。ほな、もうちょっとなんか言ってなかった?」
K「気に入らないと絶版を言い渡すらしいねん」
U「檀正宗やないかい。絶版絶版言うてるの彼一人しかおらんねん。演じた貴水博之さんも放送から5年経った今でも絶版ダァァッってツイートしてくれてるのよ。檀正宗や、絶対」
K「でもわかれへんねん」
U「わかれへんことない、お前のオカンの気になる社長は檀正宗!もー」
K「でもオカンが言うには、檀正宗ではないって言うねん」
U「ほな檀正宗ちゃうやないかい。オカンが檀正宗ではないと言うんやから檀正宗ちゃうがな」
K「そやねん」
U「それ先に言えよ。俺が絶版ダァァッのマネしてたときどう思っててんお前」
K「申し訳ないよだから」
U「ホンマに分からへんがなこれ?どうなってんねんもう」
K「んでオトンが言うにはな」
U「オトン?」
K「小星作ちゃうか?って言うねん」
U「いや絶対ちゃうやろ、もうええわー」