ドンブラザーズ脚本担当の井上敏樹さん(以下、御大)。
ドンブラザーズへの高まる期待は以前記事にしました。https://sfxloc.hatenablog.com/entry/2022/01/08/231429
御大は学生時代に、ガルシア・マルケス(1982年にノーベル文学賞を受賞)の「百年の孤独」を愛読し、何度も読んだそうです。
ラテンアメリカ文学、マジックリアリズムの先駆けとして影響力の強い作品です。私も以前拝読しました。独特の設定の世界で、一族で村を創設し滅亡するまでの百年間の話です。ファンタジーにより描ける社会の真髄、現代にも通ずる人間模様などやや難解な文章ですが飽きずに読めるかと思います。
名前が似通っていて覚えるのが大変かもしれません。何度も家系図に戻りながら読みました。
御大の推薦図書感覚で、是非どうぞ。
また、御大ご自身は2020年に初のエッセイ集となる「男と遊び」(PLANETS出版)を出されています。
どの話もダイレクトに御大の考えを知れて楽しいことこの上ない良書です。
しかし、とんでもなく気になる記載を発見してしまいました。p.70より抜粋いたします。
「よくペットは子供の情操教育によい、と言うがまさにその通りーーー当然、最後には悲しい別れが待っているわけだが、それがいいのだ。とにかく得るものが多い。」
動物 x 子供向け→ベストマッチ!
戦隊メンバーに動物がいたとしてもペットではないですよね?
ブラザーズって名前ですもんね?
悲しい別れは待ってないですよね?ね?