第44話「全身全霊をかけて、決断の行方」
制作(以下、敬称略)
脚本:木下半太
監督:柴﨑貴行
アクション監督:渡辺 淳 (ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田 洋 (特撮研究所)
撮影協力は
A.L.I. Technologies
でした!
特撮はロケ地とアクションシーン目的で見ています。物語にばかり注目するなら特撮である必要はないだろとにかく戦闘シーンが全ての中心で全人類尊ぶべきだ〜〜〜とまでの過激な思想はありませんが。
東映特撮のCGもとにかく好みです。ウルトラマンのレトロ路線も素敵ですが。毎週見るなら私は東映特撮!
ドラマパートはなんとなく楽しみつつも人の葛藤を眺めるのが趣味で、それでもこれまで大二が何を考えているのか全然わからなかったんですよね。どのような「考え」に基づいてこれまでの行動に至ったのか。
それが明かされましたね。その発想はなかった…!その原動力は「考え」じゃなかった!?でも案外あるあるなのかもしれません。
今回のリバイスは、なかなか面白い仕組みでしたね。
多くのちびっ子たちは「結局カゲロウが必要なんかい〜笑」と喜んだことでしょう。
10年ほど後に再視聴したら「26話の大二はカゲロウから非情さを引き継ぐ必要があったし、44話の大二はカゲロウを受け入れる器ができてたのか!」って気付く。
これはブチ上がる最強システムですよ。
リバイスは切り抜いた単語だけでは判断できない言葉の意味の裏側に気付くか否かで評価が分かれるのでしょう。
ただ、もしかしたら本編で組み込まれずTTFCの追加コンテンツで配信される重要情報もあったりします?それはちょっとわけがわからなくなりがち。最低限のことは本編で完結できるといいですね。
成長してから改めて同じ話を見たときに、子供の頃とは別のことを感じ考える。一方でまったく色褪せないアクションシーンもさすが。CGは…もしかしたら少し古く感じるのかな?
そんなことを考えてたら、未来の特撮作品も楽しみになってきました!日々に忙殺されてここにあまり文章を残せないのですが、いくつになっても特撮の発展の生き証人でありたいと思います。