さっきの続きでそのままアト6聴いたのですが。悲しい気持ちになってしまいました。
端的に言うと、自分とは異質のごった煮でした。
タロウが単なる変人扱いされただけ!?あのさりげないながらインパクトある 心の変化 を完全スルーとは!?え?まじ?ムラサメは?え?え?運命気になるじゃん?あの流れで悲劇に飲み込まれなかったのすごくね?
過去のドンブラザーズ映画特集、井上敏樹特集は面白かったのに!テイストがばらつくのは仕方ないとして。
まず前編。
前提がおかしい。戦隊=勧善懲悪のお決まりパターン!?えーと、具体的にどの作品のお話ですか?かなり偏った誤ったイメージのようですが。戦隊フルタイム常勤不在なので誰もが突っ込まないディストピア。
ソノイの説明が「敵」、未視聴の人が「敵が味方になるパターンか〜」とわかった気になってる、なつみほの話だらけ…
未就学児育児中で家事しながらチラ見してる親御さんならその理解でも仕方ない(私もいまだにリアタイ中に子供の用で中断必須。1時間ニチアサ見るよって常々宣言していても無意味です。でも録画してしてるからオッケーです。子供優先家族第一)
内輪ノリ、どうしても共感性羞恥フル稼働。なんでかな…みなさんそれぞれ良い人そうなのに…
まあいいです、後編メンバーは良いから期待。
…してたんですけどね。
どの方もそれぞれ良いです。安定感あります。普段通りの安心感。しかし。
個々の話…キラメイジャーでもかなり完成してた気がするが?無かったことになってる?
敏樹は俺の好きなもの出してくれない(byガイガン山崎さん)はいつ聞いても面白い。
私もロボや怪人怪獣好きだけど、それらが蔑ろにされてる井上敏樹脚本はもっと好きです!
でも敏樹の描く父と息子について、私はきっとまだまだ理解が追いついていない。陣さんのシーンは本当に良かった。記憶を失うのって一般的な認知症だけではなくてですね…しかも育ててきた子供側がって話でしたよね?この流れで半年かぶったリバイスの話もスルー。他の番組名を出してはいけないわけではなさそうだし、不思議すぎる。
バンドやる回ね。キラメイジャーにあったね。記憶に新しいね。はい。
勧善懲悪でない最終回…むしろ多くね?もしかしてルパパトも無かったことになってる?さすがにわかりやすかったでしょルパパトのあれは。あれ以上の可視化ないでしょ。みんな忘れちゃったの…?
「ドンブラザーズはすごい!」は、もちろん嬉しい(私どの立場)。戦隊デビューの人たちがそう言ってても本当に嬉しい。
でも「他の戦隊と違ってドンブラザーズはすごい」って他の戦隊ろくに見ずに言うのはシンプルに怖すぎる。なぜそう思ったの?あなた方の言う「これまでの戦隊」って?茶化して盛り上がる前に真剣に考える習慣が無いのかな…?
ドンブラザーズの面白さは唯一無二。それはそう。それが好きならゼンカイジャーもかなり楽しめるのではないかと。例外はあるとしても。
上記キラメイ、ルパパトだけじゃなく、シンケン、ゴーカイ、トッキュウ、キョウリュウあたり底抜けに面白くないですか?
なつみほ犬塚いじり、お腹いっぱいです。
タロウの心情の変化について本編ではとても丁寧に描かれていたはず。多分だけど視聴してた多くの子供たちも気付くレベルで。でも最後までバランス偏ってる話で終わっちゃった…?
ムラサメの話が一切なかった!どういうことです??さては童心に返って視聴してなかったな!(そりゃそう)
気付いてしまいましたよ。「仮面ライダーはずっと好きでだいたい見てますが戦隊はしばらく見てなかったです。」な人の一部には、戦隊は子供向けだけど仮面ライダーは大人でも濃厚に楽しめるとか平気で語っちゃうタイプではないかと。
どっちも子供向け番組です!それ以上でもそれ以下でもない!どうしても深みは出るから年齢問わず楽しめるし、アクションシーンは毎週放送するものとしてクオリティ高いけどね!
実写ロボ番組は戦隊しかないので戦隊見始めたクチです。戦隊大好き。しかも、視聴中は子供よりも頭空っぽで戦闘シーン待機!考察しすぎないのが礼儀!と言いながらスーツアクターで一番好きなのは永徳さんなのでライダーも見てますけど。平成は19作品見ましたけど。それでも戦隊第一です。
長年の工夫や挑戦、積み重ねを勝手に感じているので、「どうせ戦隊は型が決まってる(笑)」扱いされると、詳しくないのに偉そうに語れるメンタルが羨ましくなってしまう派です。嘘です、なるべく関わらないことを静かに決意します。合わないものはしょうがない。
医療=悪いものを排除する、みたいな謎の括りは空想の産物かな…?
古典文学だとそういう描写もある?
ツイッターほどではないけどなかなかのガンジス川タイムでした。
平成のバラエティ番組的な内容だったのかもしれない。多分とんねるず寄り。ダウンタウンだと語弊がありそう、近いのはとんねるず。
良い悪いではなく、これは好みの問題。
私にとってはハズレの70分でした。金銭が発生してなくてよかった。もしも映画館に行って面白く無かったらお金と時間のダブル浪費確定なわけで。ラジオでラッキーだった!これはラッキー!
涙の後には笑いがあるはずってエレカシも歌ってた!別に泣いてないけど、概念として。
番組一つでこんなこと考えてしまう自分を、笑ってしまうだろうな。
…もしかして、近年の戦隊のこと忘れてるという設定?記憶をなくしてしまったタロウと敢えてリンクしていた!?
ぜんぶ真に受けて正論を押し付けてしまう私、まだまだお供たちにも陣さんにもなれません。とはいえ、そんなだめなところも含めて存在できるのが井上敏樹作品なのかも。最高の人間讃歌。
色んな視点のファンが現れるのも広く受け入れられたからこそ。そこに気付けば、この70分も無駄ではなかったのだ。ありがとうドンブラザーズ。ありがとう最愛のドンオニタイジン。そして、ありがとうございました井上敏樹先生!